日立製作所は8月25日,パソコンの資産管理機能を提供するASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)サービス「PC管理サービス」を,9月1日から開始する。資産管理に加え,パソコンのハード・ディスク内のデータを消去する機能も備える。

 PC管理サービスでは,あらかじめ管理対象パソコンにエージェント・ソフトをインストールしておく必要がある。エージェント・ソフトがパソコンのインベントリ(構成情報)を収集し,インターネット経由で日立製作所の管理サーバーに送る。ASPサービスを利用する企業の管理者は,Webブラウザを使って,各パソコンのインベントリ情報を管理できる。

 データ消去機能は,フィンランドのブランコ社のソフトを利用。管理者が同ソフトのエージェントに指示を出すと,ハード・ディスクのデータを消去。消去後,エージェントがその結果を管理サーバーに伝える。日立製作所によれば,「買い替え時などに廃棄したパソコンから,重要なデータが漏えいするケースが問題になっている。パソコン廃棄時にデータを確実に消去し,第三者への情報漏えいを防止するのに役立つ機能」としている。

 管理対象OSは,Windows 2000/XP。年内にWindows 95/98/NT/Meにも対応する予定。料金は基本料金が初年度7万円,2年目以降が3万円。最低1年間の契約が必要になる。ほかに管理サーバーのメンテナンス費用として,パソコン1台あたり年間3000円がかかる。(H.O.)