LANDesk Softwareは,デスクトップ管理ツール「LANDesk Management Suite」のセキュリティ・パッチ適用機能を強化する。2004年の第1四半期中にも,次バージョンのオプション・モジュールとして提供する予定である。
オプション・モジュールの仮称は「LANDesk Patch Manager」。現バージョンのLANDesk Management SuiteでWindowsにパッチを適用する場合,まず管理者がマイクロソフトのサイトからセキュリティ・パッチを探し,管理サーバーにダウンロード。次にインベントリ(構成情報)を調べ,パッチを適用すべきマシンを検索し,パッチのインストールを実行する。LANDesk Patch Managerを使うと,こうした一連の作業をより容易にできるようになる。
詳細は明らかにしていないが,LANDesk Softwareが日々のパッチ情報をデータベース化。LANDesk Management Suiteの管理サーバーが自動的にこの情報を取り込み,最新のパッチ情報を即座に管理者に通知する。同時に,そのパッチを自動的にダウンロードし,かつパッチを適用していないマシンを一覧表示する。最新のパッチが公開されたら自動的にマシンにインストールすることも可能になるという。
LANDesk Management Suiteの次バージョンは米国では年内に出荷される計画。国内出荷は2~3カ月後になる予定である。LANDesk Patch Managerの価格は未定である。(H.O.)