KDDI日本テレコムNEC松下電器産業の4社が共同で設立したブロードバンドサービス企画は,10月1日,社名を「アンパサンド・ブロードバンド」に改め,同時に,ブロードバンド・コンテンツの配信サービスを開始する。2002年4月に4社共同で設立した「メガコンソーシアム」が,4社のインターネット接続サービスのユーザー約1000万人を主な対象に,いよいよ始動する。

 同社は3つの事業を手掛ける。(1)ISP4社の共通ポータル・サイトの開発・構築,(2)4社のインターネット接続サービスやポータル・サイトの利用者に向けたコンテンツ配信,(3)ネット広告などメガマーケティング--である。共通ポータルでは,KDDIの「BB DION」,日本テレコムの「ODN Broadband」など,各社のブロードバンド・ポータルを「アンパサンド」のサイトに統合する。このサイトは,www.ampersand.dion.ne.jpのように,アンパサンド・ブランドを使って各社のポータルの一部に組み込む。

 ブロードバンド・ポータル上では,主に4社の1000万人に上るインターネット接続サービス会員に向け,オンライン・ゲームやアニメ,実写ドラマなど,約20種類のコンテンツを配信する。今後は,コンテンツの拡充に加え,パソコン向けだけでなく,携帯電話やネット家電向けにもサービス提供していく計画。11月からは,auの携帯電話ユーザー向けにサービスを提供する。ネット家電向けには2004年以降を予定している。

 メガマーケティングとしては,アンパサンド・サイト上でネット広告を提供するほか,スポンサード・コンテンツの提供などを手掛ける。3分野の事業を合わせ,2003年度は3億円,2005年度には100億円の売り上げを目指す。(H.O)