NECは11月12日,パッチを一括してPCに適用するためのソフトウエア「PatchMeister」を発表した。11月28日より販売する。特徴は,電源の入っていないクライアントPCでもリモートからパッチを適用可能なことである。

 PatchMeisterは,指定したクライアントPCに,自動的にパッチを配布して適用できるサーバー用ソフトウエア。スケジューリング機能により,あらかじめ指定した日時にパッチを適用できる。各クライアントの適用済み状況を一元管理したり,パッチ適用作業の成否などを確認できる。各クライアントPCにはエージェント・ソフトをあらかじめ導入しておく。

 夜間など,PCの電源が入っていない場合にもパッチを適用可能である。電源が入っていないリモートのPCの電源を入れるためには「Wake on LAN」を利用する。Wake on LAN対応のPCに,PatchMeisterから特殊なイーサネット・フレームを送信することで電源が入る。

 パッチは,マルチキャストでPCに配信できる。このため,パッチを適用させるPCの台数が多くても,ネットワークの負荷を抑えられる。

 PatchMeisterおよび管理対象PCの対応OSは,Windows2000/XP Professional/Server2003。価格は5万5000円(10クライアント)から。(A.Y.)