米Netscape Communications社米IBM社などが,米国サンノゼ市で開催中のISP(Internet Service Provider)向け展示会「ISPCON Fall'98」で,ISPのホスティング・サービス用ソリューションを発表した。

Netscape社は米Hewlett-Packard社(HP)と共同でISP向けのサーバー・ソフト・パッケージ「SuiteSpot Hosting Edition」を開発,提供する。HPは,Webサーバーの負荷分散などを実現する「Web QoS」などを製品化しており,これらの技術をSuiteSpotに組み込む。SuiteSpot Hosting Editionの目玉は「Messaging Server4.0 Hosting Edition」(以下Messaging Server)と「Delegated Administrator」という新しいソフト。Messaging Serverは,パフォーマンスを向上させたほか,電子メールや音声,FAXなどを統合したユニファイド・メッセージング環境やWebベースの電子メールを提供するための機能を標準搭載する。Delegated Administratorは,ディレクトリ・サービス(Directory Server)をベースに,ISP側に置くサーバーのアクセス制御などを実現するソフト。Webホスティング・サービスで1台のサーバーを複数ユーザーが共有する場合,他のユーザーの情報へのアクセスを制限して,ユーザーによる情報更新などのセルフサービスを安全に提供できるようになる。Messaging Server4.0は98年第4四半期,Delegated Administratorは99年第1四半期に出荷する予定だ。(発表資料