富士通は10月19日,インターネット/イントラネットの統合管理ツールの新バージョン「SystemWalker V5」を発表した。最大の特徴は,ポリシー・ベースでネットワーク・システムを運用し,ポリシーとして設定したサービス・レベル(SLA:Service Level Agreement)の管理を実現する点である。ここでいうポリシーは,ネットワーク機器などの運用ルール。ポリシー・ベース・ネットワークでは,ユーザーはコマンドを使わず,運用ルールを指定するだけで,ネットワークを構築・運用できる。ネットワークの構築・設定・管理にかかるユーザーの負荷を軽減できるソリューションとして,最近,注目を集めている。

SystemWalkerはいくつかのソフトウエア・モジュールで構成する。新バージョンでは,ポリシー・ベースでアプリケーション実行の優先順位やネットワークの利用帯域を制御する「IP PolicyMGR for ND」(NDは同社製品のNetwork AccessDirector),ユーザーやアプリケーションごとにアクセスを制御する「UserAccessMGR」などを追加。中核となる管理モジュールの「CentricMGR」と「OperationMGR」には,ポリシーに基づいて適正に運用されているかどうかをモニターする「想定稼働管理ソリューション」などの機能を追加した。