電子メールの自動的に転送してくれる専用ソフトが登場する。ベンチャ企業のドゥイット(do it!)が12月20日から販売する。製品は「FlexMessenger」。POP(ポスト・オフィス・プロトコル)メール・サーバーを利用する企業ユーザーが主な対象である。さまざまな条件によって,携帯電話や自宅で利用するためのメール・アカウントなどへのメール転送を簡単に実現できる。メール・サーバーに手を加える必要がないため,個人や部署単位などで導入しやすい。

FlexMessengerは,POPクライアント(電子メール・ソフト)としてPOPサーバーにアクセスし,ユーザーが設定した条件に合うメールを,指定したあて先に転送する。自分のPOPアカウントや転送する条件などは,あらかじめWebブラウザを使ってFlexMessengerにアクセスして設定しておく。条件としては,メールの送信元,題名のほか,メッセージの内容に含まれる単語などを指定できる。また,携帯電話や携帯端末への転送を考慮し,メッセージから改行などを削除する機能や,添付ファイルを削除する機能を備え,ルールの一部として設定できる。最大で50個のルールを設定できる。また,転送先として指定できるメール・アドレスは1ユーザー当たり50アドレスまで。

価格は,10ユーザー版(ユーザー数は登録できるPOPアカウントの数)が3万8000円。50ユーザー版が6万8000円,100ユーザー版が9万8000円。同社のWebサイト上で購入,ダウンロードできる。2000年第1四半期には,ISPやポータル・サイト向けに500ユーザー以上の転送ルールを設定できるバージョンも提供予定。(Y.K.)