テンアートニは4月7日,韓国ハンディソフトのグループウエア・ソフト「ハンディ*グループウエア」for Linuxを発売すると発表した。電子メールや掲示板,文書管理といった機能をすべてWebブラウザから利用できる。ハンディ*グループウエアは,韓国のグループウエア市場で50%以上のシェアを持つ製品という。

ハンディ*グループウエアは,会社の組織構造に従って,伝票決裁のワークフローを容易に定義できるように工夫してある。会社の組織構造を登録すると,一般社員から課長,部長,社長,管理部門といった典型的な流れのワークフローが自動的に生成される。生成したワークフローを,Webブラウザを使って視覚的にカスタマイズできる。伝票画面は,企業ごとの書式に合わせて細かく設計できる。画面設計では,通常のHTMLのほか,独自に定義した「印鑑」タグなども使える。印鑑タグを使うと,管理者が伝票を承認したときに印影が自動的に表示される。「韓国ではこうした決裁業務の自動化がキラー・アプリケーションとなってグループウエアが普及した。この決済機能で,Notesなどの他社製品と差異化ができた」(ハンディソフト(日本法人)の朴副社長)。韓国のある大手ユーザーは,このソフトで1300種類の伝票を処理しているという。

価格はサーバー・ソフトが49万円,クライアント・ソフトが1ユーザー当たり1万8000円から。テンアートニはLinux向けに販売するが,サーバー・ソフトはすべてJavaで実装しており,Windows NTや他のUNIXでも動作する。(K.A.)