NTTエムイー(NTT-ME)は,6月,米オラクルのERP(統合基幹業務)パッケージ「Oracle Applications」を利用したアプリケーション・サービスを発表した。オラクルが米国で提供中のアプリケーション・サービス「Oracle Business OnLine」の日本版である。国内ではすでに日立製作所が同製品を利用したサービスを開始しているが,これは電子商取引(EC)のバックエンド・システムとしての位置付けが強く,会計システムのホスティング・サービスを提供するのはNTT-MEが国内初だという。

このサービスは,NTT-MEのアプリケーション・サービス「ME WAVE ASPサービス」の新メニューで,同社が提供しているIP-VPN(VPNは仮想プライベート・ネットワーク)サービス「XePhion2000」から利用できる。また,インターネットからXePhionを介して利用することも可能。Oracle Appsのサービス料金は,初期費用が1社当たり200万円程度,利用料は1ユーザー当たり月額十数万円程度になる。

NTT-MEはこのほか,2000年9月にデータセンター事業を開始することも明らかにした。データセンターの規模は約5000平方メートル。ネットワークとしては,XePhion2000に接続する。同社はこのデータセンターに,ME WAVEのシステムを設置すると同時に,ECシステムなどのハウジング/ホスティング・サービスを提供する。また,コールセンターからの問い合わせに対応するほか,コールセンターのアウトソーシング・サービスも提供する。 (Y.K.)