PCメーカーのデルコンピュータは6月12日,アプライアンス・サーバー製品「PowerApp」シリーズを発表した。PowerAppは,インテルのPentiumIII(600M~733MHz)を搭載したハードウエアに,OSやサーバー・ソフトなどをプレインストールした専用機。EC(電子商取引)サイトを運用する企業ユーザーはもちろん,インターネット・データセンターやASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ),ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)などが主な対象である。同社は今後さらに,Webサーバーの負荷分散装置なども製品ラインアップに加える。

今回発表したのは,Webサーバー専用機の「PowerApp.web」と,キャッシュ・サーバー専用機の「PowerApp.cache」。PowerApp.webは,Linux版とWindows2000版の2モデルがあり,どちらもサーバー・ラックの1ユニット・サイズ。Webサーバー・ソフトは,Linux版がApache,Windows2000版がIIS(Internet Information Server)5.0である。一方,PowerApp.cacheは,米ノベルのキャッシュ・システム「Internet Caching System」のOEM製品。搭載できるハード・ディスク・ドライブの数・容量が異なる2モデルがある。価格はハードウエアなどの構成によって異なるが,例えばPowerApp.web100のLinux版(600MHz)が20万8000円,Windows2000版(600MHz)が24万8000円など。 (Y.K.)