インフォコムは,既存システムの印刷データから,容易にWebページで請求書や利用明細などを発行できるソフトウエア「BillDirect」の販売を開始した。メインフレームやUNIXから請求書を印刷するためのデータをもとにWebページを作成する。紙の請求書を発行するシステムをもつ企業などは,簡単な作業でWebページによって請求書を発行するシステムを作成できるようになる。BillDirectは,米edocsが開発したソフトウエアである。

通信事業者をはじめとしてサービスを提供する企業にとって,請求書の発行業務はかなりの負担になっている。顧客の数だけ,請求書を印刷して封筒に入れて郵送する必要がある。多くの企業は,こういった業務を外部に委託しており,その費用は,1通あたり150~200円。Webで請求書を発行すれば,大幅にコストを削減できる。BillDirectを使えば,既存システムの印刷データがあれば,簡単な操作で請求書をWebページ化できる。GUI上で請求書の項目をドラッグ&ドロップするなどで,Webページを作成できる。ユーザーの年齢や好みなどに合わせて,ページを作成したりバナー広告を表示したりする,いわゆるパーソナライズ機能を持つ。また,電子メールによる通知,ユーザー認証,それとシステム監視などの機能も備える。

このほか,電子決済機能も実装しているが,日本国内では銀行口座自動引き落としが普及しているため,利用価値は低い。価格は,100万請求書くらいのシステムで,1請求書あたり70~80円。 (T.K.)