セックは10月10日,携帯電話向けコンテンツ記述言語WML(ワイヤレス・マークアップ言語)に対応した開発ツール「WAPSimulator1.0」の無償公開を開始した。同社のWebサイトからダウンロードできる。Windows 98/NT4.0で動作する。WMLは,KDDIのauグループが携帯電話向けインターネット・サービス「EZweb」で採用しているもの。

WAPSimulatorは,主に3種類のツールからなる。1番目は,WMLコンテンツを表示しながらデバッグができるWMLブラウザ「WMLBrowser」。2番目は,WMLのスクリプト言語のデバッガ。ブレーク・ポイントを設定したり,変数に値を設定したり,実行途中の変数の値を調べたりできる。3番目は,WMLコンテンツをバイナリ・コードにエンコード,または,元に戻すための「WBXML Parser」。WMLでは,ページのデータ・サイズを小さくするため,ページをバイナリ・データにエンコードする規格が定められており,これに対応する。このほか,iモード向けのコンパクトHTMLやHDML(ハンドヘルド機器マークアップ言語)で記述されたコンテンツをWMLに変換するツールなども用意する。 (K.A.)