エグゼコミュニケーションズは2000年12月6日,企業の顧客管理などに使う名簿データベース(DB)のASPサービスを2001年6月に開始すると発表した。同社が同年11月3日に開始したインターネット上の名刺サービス「Surame」を利用したサービスで,会員などの個人情報を管理するDBをインターネット経由で提供するとともに,顧客にメッセージを送信する機能やアンケートを実施する機能なども提供する。2001年3月に試験運用を,同年6月に本サービスを開始する予定だ。

ASPサービスに利用するSurameは,エンドユーザーが連絡先などの個人情報をWeb上で登録し,そのときに配布されたIDをお互いに知らせる(交換する)ことで名刺のように個人情報を交換できる無料サービスである。個人情報はエグゼコミュニケーションズのDBで管理しており,ユーザーはSurameのWebサイトにアクセスしてIDを交換した相手の個人情報を参照できる。ユーザーがDBに登録している自分の個人情報を変更すると交換相手にその旨を通知する機能や,ユーザー同士で250文字までのメッセージをやり取りする機能などを備える。

新たに開始するASPサービスでは,SurameのIDを利用して会員などの顧客情報を管理する機能を提供する。サービスを利用する企業は顧客にSurameユーザーになってもらう必要がある。企業ごとに管理ページを用意し,性別や年齢別などの条件で顧客を抽出してメッセージを一斉送信する機能や,顧客向けにアンケート・ページを設けてその統計データを解析する機能などを提供する。顧客管理の用途だけでなく「企業の従業員データの管理などの用途も想定している」(代表取締役社長の四宮 玄介氏)という。サービスの料金は1IDごとの料金+初期費用+管理費用。具体的な価格については今のところ未定だが,1IDの料金は30~50円を予定している。(T.N.)