米IBMは5月14日,Webサービス関連の標準技術への対応を進めたミドルウエア製品群の新バージョンを発表した。Webサービス間でメッセージを交換するための「SOAP」(簡易オブジェクト・アクセス・プロトコル)や,Webサービスのディレクトリ・サービスを実現するためのUDDI(ユニバーサル・ディスクリプション・ディスカバリ&インテグレーション),Webサービスを呼び出すインタフェースを記述するための「WSDL」(Webサービス記述言語)などに対応させた。

新しく発表したミドルウエアは3種類。アプリケーション・サーバーの「WebSphere Application Serverバージョン4」と,アプリケーション開発ツールの「WebSphere Studio Technology Preview for Web services」,Webサービスのビジネス・フローを設計・開発するためのツール「WebSphere Business Integrator」である。WebSphere Application Serverでは,SOAP,UDDI,WSDLのほか,J2EE(Java2 Platform, Enterprise Edition)に対応した。6月30日に出荷する。WebSphere Studioでは,開発したWebサービスをUDDIレジストリに登録する機能を付加した。7月にベータ版,9月に製品を出荷する。WebSphere Business Integratorでは,メッセージ駆動型ミドルウエア「MQSeries」の機能を利用して,Webサービス間でSOAPメッセージを交換する時の信頼性を向上させられる。 (K.A.)