マイトリップ・ネット(東京都大田区)は9月21日、日本航空グループの旅行開発会社ジャルパック(東京都品川区)との提携に合意。10月31日から、同社の運営するホテル予約サイト「旅の窓口」で、海外及び国内の航空券の予約・購入サービスを提供する。ジャルパックが同社の運営する会員数9万人の旅行販売サイト「etravel(イートラベル)」の会員増を狙って話を持ち込み、旅の窓口で会員数55万人を誇るマイトリップ・ネットが承諾して成立した。両社は今後も提携を深めていく計画で、旅の窓口で提供しているホテル予約サービスをetravelからも利用できるようにする。

 販売するのは正規航空券のみで、格安航空券は取り扱わない。ただし、国際線ではペックス運賃、国内線ではe割などの正規割引航空券の購入が可能になる。予約が成立した場合、マイトリップ・ネット側が“会員紹介料”として、ジャルパックから購入金額の数%を受け取る。ただし、「いったん旅の窓口でetravelの会員登録
したユーザーが、その後も旅の窓口経由で申し込みをすれば、その度に購入金額に応じた手数料がマイトリップ・ネット側に落ちる仕組み」(マイトリップ・ネット)となっており、限りなく成約手数料に近い性格を帯びているようだ。

 日本航空をはじめとする国内大手航空会社は、ネットでの国内線の航空券販売を自社サイトに限定し、系列外の旅行代理店には提供していない。今回も、予約や決済などの手続きがすべてetravel経由で行われる形になっており、一気に他社サイトでの国内航空券販売解禁とは行かないようだ。

(本間 康裕)