ネットベンチャーのホットリンク(東京都渋谷区)は,ユーザーの好みに合うWebサイトを簡単検索できる無料サービス「HottoLink(ホットリンク)」(http://www.hottolink.com/)を11月9日から開始した。ユーザーが気に入ったWebサイトの内容や,そのサイトに対するコメントから趣味やし好性などの特性を分析することで,「Yahoo!やgooなどの既存の検索エンジンよりも高い検索精度を実現できる」(内山幸樹社長)。同時にHottoLink の機能をASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)としても提供する。1年間で5億円の売り上げを狙う。

 ユーザーが利用するには,まずソフトウエア「HottoLink」をインストールし,興味ある分野などを登録しておく。同ソフトをインストールするとInternet Explorer(IE)上に専用のツールバーが表示され,検索用語の指定や気に入ったサイトの「投票」を行うことができる。投票の際にユーザーが入力する「キーワード」や「推薦コメント」などと共に,そのサイトのコンテンツから自動抽出したテキスト情報を,個々のユーザーの好みを分析するデータとしてデータベースに格納する。投票回数が増えるほど,検索精度が高まる仕掛け。

 検索結果は,ユーザーの好みに最も近いと思われる順に表示する。同じ好みを持つ他のユーザーの推薦コメントを見たり,そのユーザーにメールで質問することなどもできる。

 ASPサービスではユーザー企業に対して,その企業のサイトや競合サイトにアクセスしたユーザーに関する属性情報などを提供する。ASPの料金は初期費用で1000万~3000万円。ユーザー数に応じた月額使用料も徴収する予定。「現在,放送や出版,音楽関係の企業と話し合いを進めている」(内山社長)。(小川 弘晃=日経ネットビジネス編集)