ジェイ・シー・エム(東京都港区)は1月25日から,すかいらーくグループのファミリーレストランなど飲食店にキオスク端末「プラスe」を設置し,動画や音楽などの有料コンテンツの配信サービスを開始する。

 利用者はファミリーレストランなどのテーブル上に置かれたプラスeの液晶モニターをタッチして,コンテンツを選択する。このサービスではJSAT(東京都港区)が提供する通信衛星を使って各店舗にコンテンツを配信する。配信されたコンテンツはプラスeのハードディスク上に格納されるため,動画や音楽データもスムーズに再生することができる。ユーザーが音楽データを自分のMD(ミニディスク)に保存したり,画像データをプリントアウトする機能も用意する。

 ジェイ・シー・エムは,このサービスで有料コンテンツ販売による売り上げに加え,広告収入を見込む。プラスeの設置店舗には代金回収手数料を支払う。ジェイ・シー・エムはプラスeを各設置店舗に対して無料で貸与し,システムのメンテナンスも無料で行う。そのため,プラスeの導入に際して,設置店側に費用の負担は発生しない。

 コンテンツはレコード会社のエイベックス,テレビ局の東京放送,映画配給会社のギャガコミュニケーションズ(東京都港区)など14社が提供する予定。

 2001年1月25日から,すかいらーくが運営するガスト関前店(東京都武蔵野市)で試験運用を開始する。3月以降ガストの他店舗を始め,あさくま,安楽亭,グルメ杵屋などの約30店に導入する。7月から本格運用を開始し,設置店も毎月100店舗のペースで増していく。

(太田 憲一郎=日経ネットビジネス編集)