NTT東日本・西日本(以下NTT)は2001年2月15日,監督省庁の総務省にLモードの認可申請を行った。同年4月からのサービス開始を狙う。

 LモードはNTTドコモの携帯電話向けサービス「iモード」の固定電話版。液晶ディスプレイ付きのLモード対応固定電話や対応ファクスからインターネットに接続できる。電子メールの送受信やネットバンキングなど各種サービスを受けられる。

 NTTは2000年10月18日にLモードサービスを2001年春に開始すると発表した。これに対しKDDIらが反対し,総務省も難色を示した。NTT法はNTTの業務範囲を都道府県内に限定する。しかし昨年の事業計画では,県外通信に当たるインターネット接続の部分を他事業者にまかせるとしていたが,料金はその部分についてもNTTが策定することをうたっていた。今回総務省に提出する修正案は,県間通信に当たるインターネット部分を,料金も含めてインターネットイニシアティブ(東京都千代田区)とNTTPCコミュニケーションズ(東京都港区)の2社に委託することで,他社の批判をかわす。

 月額基本料はNTTの県内利用料としての番号利用料が230円と,県外利用料としてのプロバイダーの使用料を合わせたもの。その額はおよそ300円前後になると見られる。まだプロバイダーの料金は決定していない。そのほか,使用時間に応じた通信料と,有料コンテンツにアクセスする場合はコンテンツ使用料が必要になる。

(田村 嘉麿=日経ネットビジネス編集)

 

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