エイベックス ネットワーク(東京都港区)は5月10日,携帯電話向けの着信メロディーの配信事業に参入した。制作ディレクターが“お墨付き”を与えた原曲に近い品質の着メロを提供することで,音楽CDの販売促進につなげる。

 サービスはKDDIなどのEzweb向けに提供する。公式サイト「さきどり♪エイベックス」を立ち上げ,エイベックス所属のアーティストの約100曲を月額200円で毎月7曲までダウンロードできるようにした。アーティストや曲名で検索可能なほか,ランキングやドラマとのタイアップ曲を集めたコーナーもある。一部の楽曲にはリミックスなどの異なるバージョンを用意して,一般の着メロサイトと差別化を図った。

 これまでにも着メロの事業化は検討していたが,原曲のイメージを十分に再現できないなどの理由で,限定配信にとどめていた。しかし和音演奏機能が充実したため,“純正”着メロという付加価値を持たせて高品質な楽曲を配信できると判断した。これを,CDの販促に結びつけるのが最大の狙いだ。今後はiモードなどへの展開や,アーティスト画像の配信も検討している。
(瀧本 大輔=日経ネットビジネス)