東京放送(TBS),フジテレビジョン,全国朝日放送(テレビ朝日)のテレビキー局3社は,2002年春をめどにブロードバンド向けに有料コンテンツの配信事業を行なう新会社を設立することで合意した。今後,テレビ番組をネットで配信するための権利問題への取り組み方や課金方法などを共同で検討していく。

 新会社は,テレビ局が提供するコンテンツを集めた「ブロードバンド向けのポータルサイト」を運営する。また,配信方法や課金方法などの標準化も目指す。大規模なシステム構築を必要とするため,3社で協力することとした。地方局やNTTなどとの提携も模索する。

 テレビ局のブロードバンド関連事業への取り組みでは日本テレビが先行しており,NHKも本各参入に意欲を見せている。今回の提携で,ブロードバンド向けのコンテンツ配信の標準化などを巡る争いが激しくなりそうだ。

(河野 修己=日経ネットビジネス)