■日本のBtoC(消費者向け)のECは着実に日常生活に浸透している。前回に続いて今回の調査でもEC(電子商取引)経験者の割合が大きく増加し、全体で70%を超えた。インターネットを利用し始めてから8カ月以内の初心者ユーザーだけを見ても、前々回の調査ではEC経験率が33.0%、前回は39.1%だったが、今回は45%を超えた。オンラインショッピングを目的にインターネットを使い始めるユーザーが増えていると言えそうだ。

■一方で、ブロードバンドサービスの利用者も増えている。家庭からのアクセス状態を見ると、ADSLは0.3%から8.1%へと大きくシェアを伸ばし、「フレッツ・ISDN」などの固定料金制のISDN接続も24%にまで伸びた。一方で通常の電話回線やISDNを使ったダイヤルアップ接続は両方合わせて47.5%と大きくシェアを落とした。期待するブロードバンドサービスでは、光ファイバーが51.7%でADSLの17.9%を大きく上回った。

■モバイルの利用率は20代から40代で高いが、年齢によって求めるコンテンツの種類や内容が大きく異なっている。将来のモバイル端末に対する期待では、NTTドコモの次世代携帯電話「FOMA」がトップとなったが、期待度は27.7%と、それほど高くないことが分かった。

(笹田克彦=日経ネットビジネス)

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