ソニー、松下電器産業、JTB、ヤマハ発動機は共同で、50歳以上のシニア男性を対象にWebサイトを利用した販売促進事業を開始した。4社などが設立したサードエイジスタイル(東京都港区)が10月1日に開設したWebサイトの「サードエイジスタイル」を通じて、コミュニティーサービスなどを提供する。

 サードエイジスタイルは会員制で、2002年4月から年間1万2000円の有料制に移行する。シニア向けの旅行商品や二輪車によるツーリング、パソコンやデジタルカメラの利用方法などの情報を掲載するほか、メールマガジンの発行、ホームページの開設サービスも提供する。会員向けのセミナーを開催するなど、リアルでのサービスも手がける。

 出資各社はサードエイジスタイルを通じ、ネットを活用してシニア層を囲い込むためのノウハウを得たい考え。例えばJTBとヤマハ発動機が協力して海外でツーリングを楽しむ旅行商品を企画するなど、共同キャンペーンを実施する場合もある。

 2002年4月にはEC(電子商取引)サイトを開設し、会員向けの優先販売や優先予約を受け付ける。また、会員誌の発行も開始する。2年後に1万人の会員を獲得するのが目標だ。

 サードエイジスタイルは2001年4月の設立で、上記4社のほかコンサルティング会社のオーディーエス(東京都港区)や世界的なファッションデザイナーの山本耀司が出資。筆頭株主はオーディーエスである。資生堂とニコンも、コンテンツ提供などで提携を決めている。

(河野 修己=日経ネットビジネス)