インターネットを使った自動車販売仲介サービスを展開するオートバイテル・ジャパン(東京都江東区)は、11月8日に2001年度10月期の業績および、2002年度の事業戦略を発表した。同社が業績を発表したのは今回が初めて。2001年度の売り上げは2億3000万円。ユーザーから自動車ディーラーへ新車の見積もりを取り次いだのは1万5000件で、実際に契約に至ったのは新車1500台(同社確認済み分)、成約率10%という結果だった。

 同社の2002年度の売り上げ目標は6億円で、初の単月黒字化を狙う。続く2003年度に、年間での黒字化を目指している。2001年度は新車や中古車などの自動車販売仲介事業の売り上げが全体の約80%を占め、残りの20%は自動車業界を対象にしたマーケティングや、電子メールを使った商談ノウハウをディーラーに教える教育事業などだった。2002年度は自動車販売仲介以外の事業比率を約50%に押上げ、売り上げアップにつなげる計画だ。

 既に同社はネット以外の事業にも手を広げている。11月から自動車の中古部品の仲介事業「R3(アール・サン)」を本格的にスタート。R3では、ディーラーが保有する中古部品を、パーツ業者(自動車解体業者)に販売している。ディーラーから提供してもらった中古部品リストをパーツ業者に送り、オーダーのあった商品をオートバイテル・ジャパンが買い取り、パーツ業者に配送する。同社がパーツ業者から受け取る手数料は、成約金額の10%。2002年度の売り上げ全体の16%以上をこの事業で稼ぐ計画だ。

(小川 弘晃=日経ネットビジネス)