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 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は2002年4月から、家庭用ゲーム機「プレイステーション2」向けにオンラインゲームや動画・音楽などのブロードバンドのコンテンツ配信サービスを始める。コンテンツ配信を手がけるNTTブロードバンドイニシアティブ(NTT-BB)と、プロバイダー「So-net」を運営するソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)と提携し、通信インフラにはADSL(非対称デジタル加入者線)や光ファイバー網を使う。

 SCEの久夛良木健社長は、「ブロードバンドは大爆発の寸前。サービス開始をきっかけに、日本のブロードバンドの普及に拍車がかかる」と意気込む。

 このサービスは、SCEが提供する著作権保護のための認証システムに、NTT-BBとSCNがそれぞれ運営するCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)や課金システムなどを組み合わせて提供する。SCEやゲーム会社のオンラインゲームだけでなく、NTT-BBやSCNのサイトを通じてミュージックビデオなどの音楽・動画コンテンツを配信する。

 配信対象は、NTT-BBの場合はNTT東日本とNTT西日本が提供する、ADSLサービス「フレッツ・ADSL」や光ファイバー網サービス「Bフレッツ」のユーザーで、SCNの場合はSo-netのADSLサービスの会員など。ユーザーには、ハードディスクを内蔵した接続機器「PS2専用ブロードバンドユニット」を有償で貸し出す。料金は月額制で、接続機器のレンタル料やコンテンツ利用料、接続料込みのセット料金も導入する。詳細な料金は未定。

(大竹 剛=日経ネットビジネス)