米ヤフー社の2001年の売上高は、広告収入の減少により前期比35.4%減の7億1740万ドル、最終損失は9280万ドル(前期は7080万ドルの黒字)だった。

 ヤフー社は現地時間の1月16日、2001年度と2001年第4四半期(10-12月期)決算の業績速報値を発表した。それによると、第4四半期の売上高は前四半期比で13%増の1億8890万ドル、最終損失は2410万ドルから870万ドルに縮小した。決算発表と同時に、社長兼COO(最高執行責任者)のジェフ・マレット氏が4月に退任することも明らかにしている。
 
 同社は、人員削減などによるコストダウンと買収などによる事業の多角化を同時に進めており、通期では6220万ドルをリストラのための費用として計上している。こうした費用を除外した実質(プロフォーマ)の最終利益で比較すると第4四半期は1670万ドルの黒字で、前四半期比では99%増。収益力は、回復基調にあるようだ。

 昨年9月に発生した同時多発テロの影響は軽微。第3四半期(7-9月期)の売上高は、米ゴールドマン・サックス証券がテロ直後に見直した値を4%上回り、第4四半期の売上高も直近の予想より11%増だった。通期の売上高7億1740万ドルは、テロ以前の予想売上高さえ上回っている。

 ヤフー社は、2002年第1四半期の売上高が1億6000万~1億8000万ドル、通期の売上高が7億5000万~7億8000万ドルとなるとの見通しも発表した。

(河野 修己=日経ネットビジネス)