ロッテは「グリーンガム」などチューインガム3商品の販売促進を目的に、2月1日から携帯電話を利用した懸賞を始めた。ターゲットは、商品の主な購買層である中高年層。携帯電話は若者向けのキャンペーンに利用されることは多いが、中高年を狙い打ちにするのは珍しい。

 キャンペーン名は「ミントでチャレンジ」。ロッテが昭和30年代から販売している長寿商品のチューインガム「グリーンガム」「クールミントガム」と、5年前に発売した「ミントブルー」の3商品が対象となっている。携帯電話かパソコンを利用してキャンペーン専用Webサイト(http://lottegum.net)に接続し、ガムの包装紙の内側に印刷されている12ケタの番号を入力すると、カードめくりゲームが楽しめる。同じ模様が3つ揃うと、1000円分のギフトカードがもらえる。

 同社は携帯電話を利用した「ガーナミルクチョコレート」の販促キャンペーンを展開しているが、景品の着信メロディが意外にも中高年に好評だった。中高年向け“ケータイ販促”が本当に有効かどうかを検証するために、今回チューインガムでもキャンペーンを始めた。今回はややギャンブル色を持たせたほか、商品も着メロではなくギフトカードを選んだ。

 対象商品のうち「グリーンガム」は1957年、「クールミントガム」は1960年から販売しているロングセラー商品で、長らく売り上げ上位を占めていた。だが、現在は1997年に投入した天然甘味料のキシリトールを使ったガムが人気を集めており、売り上げは逆転している。ロッテは、長寿商品の再活性化策として“ケータイ懸賞”に着目した。グループ会社ロッテ・アド(東京都新宿区)第一制作部の保科隆志課長代理は、「中高年が携帯電話を利用したキャンペーンにどれだけ反応するか、非常に興味がある」と話している。

(瀧本 大輔=日経ネットビジネス)