2002年2月6日、ホテルニューオータニ幕張で行われた「第5回 ECグランプリ2002」の表彰式での、各受賞者のコメントは次の通り。

『ネットビジネス大賞』松井証券
松井道夫社長
 ネットビジネスの本質は、供給者中心から顧客中心主義への変化をもたらしたことにつきる。顧客中心主義を阻んでいる様々な規制が撤廃されていけば、ますますネット中心の社会が到来するだろう。証券取引では手数料が10分の1になったが、同様の変化は他の産業にも波及するはずだ。

『優秀マーケティング賞』サッポロビール 「namashibori.com」
マーケティング部媒体グループ 林直樹グループリーダー
 「生搾り」では開発段階から、Webサイトをメディアの中心に据えたマーケティング手法を考えていた。毎日新しい情報を発信することで、「みずみずしい生の発泡酒」というコンセプトを効率的に伝えることができた。

『優秀ビジネスモデル賞』全日空 「ANA Sky Web」
チャネル企画部 大崎知之主席
 航空チケット販売とECの相性が良いということもあり、高く評価してもらった。電話を利用したオンライン販売と比較しても、ネット販売は消費者にとって圧倒的に便利だ。2002年は、ネット経由の売り上げを1000億円に乗せたい。

『優秀デザイン賞』アマゾンジャパン 「Amazon.co.jp」
ジャスパー・チャン社長
 今回、「優秀デザイン賞」をいただけたことは、当社にとってとても名誉なことだ。なぜなら、アマゾンは常に顧客中心主義を目指しており、Webサイトもいかに顧客に快適に使ってもらえるかを最重要視している。今回はその点を、実際に評価されたと考えている。

『優秀アントレプレナー賞』ペットオフィス 「ペット大好き!」
佐藤篁之(ひとやす)社長
今回は物販が評価されての受賞となったが、ペットオフィスとしてはコミュニティを大切にしたい。今後も、コミュニティの声に応える形で商品をそろえる方針だ。

『BtoB特別賞』インフォマート 「フーズインフォマート」
村上勝照社長
 現在、5000社との取引があるが、今後は各業者個別のニーズに合わせてサイトに必要なものを増やしていく。本当のインターネットの活用が始まるのは今年だと考えている。

『モバイル特別賞』キリンビバレッジ 「ネットでFIREキャンペーン」
営業本部営業部 首藤由憲部長
 「ネットでFire」キャンペーンでは、缶コーヒーを飲みながら携帯電話で応募できるので、ブランドの印象を消費者に強く残せるという効果があったと考えている。

(河野 修己、田村 嘉麿、田中 久美子=日経ネットビジネス)

審査方法や各サイトへの寸評、リンクなどは
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