冷凍水産物の卸売サイト「スイサンドンヤドットコム」は3月5日から、決済手段として、法人だけではなく個人事業者にも、月締め払いの“掛け売り”を適用できる仕組みを導入した。取扱商品も約400品目から900品目に拡大。エビや魚介類などの冷凍水産物に加え、新たに水産加工品や肉類、冷凍野菜、調理食品、米、鮮魚などを追加した。スイサンドンヤは、丸章運輸(東京都品川区)が旅館や飲食店向けに運営するサイト。全国3万の旅館や飲食店に新サービスを掲載した商品カタログを配布することで、現在1000社の会員を4月末までに5000社に拡大することを目指す。

 今回のサービス拡充の要となるのが、個人事業者も利用できる月締め払いの導入だ。既に、銀行振り込み、クレジットカード決済、代金引き換えのほか、三井住友カードが与信・決済を代行する形で月締め払いも導入していた。しかし、三井住友カードの与信は法人を対象にするため、小規模の飲食店など個人事業者は利用できなかった。そこで今回、個人に対する与信ノウハウを持つ信販会社のセントラルファイナンスにも決済処理を依頼することで、個人事業者でも月締め払いができるようにした。

 丸章運輸は、新たな決済サービスの導入で取引の活性化を期待しており、月間2000万~4000万円の取扱高が2003年3月までに月間1億円になると予測している。丸章運輸は、食品などの卸も手がける運送会社で、スイサンドンヤを2001年3月に開設した。

(大竹 剛=日経ネットビジネス)