PR

 EC(電子商取引)サイトの「BIDDERS(ビッダーズ)」を運営するディー・エヌ・エー(東京都渋谷区)は、法人会員向けの物流サービス提供を開始した。これまでは、会員企業が自社で物流業者と契約する必要があった。利便性を向上させることで、会員数を現在の約2000社から大幅に増やす狙いがある。

 まず日本通運と提携。5月15日からBIDDERSに出品している法人会員(月会費2万円と販売額の2.5%)向けに、宅配サービスなどをあっせんする。直接契約するよりも割安な価格で購入者に配送できるようにする。また、EC(電子商取引)専門に物流のアウトソーシング事業を手がけているイー・ ロジット(大阪市西区)とも提携した。法人会員は、イー・ロジットが提供している配送の自動化システムを、割引料金(通常は初期契約料5万円と月額5000円)で6カ月間利用できる。加えて、物流コストを削減するためのコンサルティングサービスを無料で受けられる。

 一般的には、オークションサイトとして著名なBIDDERSだが、楽天市場のように法人が出店して定額で商品を販売する機能も備えている。同社の渡辺智志サービス開発本部長は「ここ2、3カ月で、楽天市場の出店企業がBIDDERSにも出店する例が急増している。今回の物流面のテコ入れでさらに弾みをつけたい」と話す。

(河野 修己)