デジタルハリウッド(東京都千代田区)とKDDIは、共催した携帯電話向けコンテンツの企画・コンテスト「EZアワード」( http://www.ez-award.com/ )の受賞者を、17日に都内で発表した。最優秀賞は(賞金50万円)、クリエーターのウエダ氏のアニメーション作品「携帯の中」、優秀賞(賞金15万円)はSurfveyのJavaゲーム「SRAZ EZ」とnaggy工房のムービー、「ピース♪」がそれぞれ受賞した。

 EZアワードは、KDDIとデジタルハリウッドが今年始めて共同で開催した、モバイルクリエイター発掘を目的としたコンテスト。KDDIの小野寺正社長は「現在、KDDIの携帯電話の通信速度は144kビット/秒だが、2003年の秋には2.4Mビット/秒になる。将来的には10Mビット/秒まで持っていきたい。この時に、リッチなコンテンツが重要になる」と、携帯電話業界で生き残るために、優れたコンテンツ制作者を発掘する必要性を主張した。

 最優秀賞の「携帯の中」は「携帯電話の中には小人が2人いて、着信すると彼らが楽器を吹いて着信音を出す」という発想のアニメーション。受賞者のウエダ氏は「携帯電話で見られるコンテンツの賞だったから、携帯電話を題材にした。4時間ほどの制作時間で作れた」と語った。また、小野寺社長は「発想が面白い。携帯電話メーカーが、このアニメーションを(着信時のアニメーションとして)採用するかもしれない」と評した。

(田村 嘉麿=日経ネットビジネス)