自動車ネット仲介のオートバイテル・ジャパン(東京都江東区)は、Webサイト「オートバイテル・ジャパン」を通じて提供してきた中古車と自動車保険の見積もり事業の自社運営から撤退し、主力事業である新車販売の見積もり仲介に注力する。中古車と自動車保険は、それぞれの分野の専業企業と提携する。「周辺事業はそれぞれ専業の企業と組んだ方が、ユーザーにも質の高いサービスを提供できる」(広報部)と考えた。同社は2001年度には、新車だけで1万5000件の見積もりを仲介した。2002年度は、同じく2万件以上の仲介を見込んでいる。

 自動車保険では、保険商品の情報提供サイトを運営するインズウェブ(東京都千代田区)のサービスに切り替えて、6月26日からサービスを開始した。中古車については、10万件の中古車情報を提供する「イサイズ カーセンサー」を運営するリクルートと提携する。同社のデータベースを利用したサービスを、7月4日に開始する予定だ。今回の外注化で生じた人員を、自動車ディーラーのIT化支援や販促支援など他の事業に振り分けて、業容の拡大を図る。

 これまでオートバイテル・ジャパンは、自動車保険の見積もり仲介で複数の保険会社と個別に提携し、見積もりを1件仲介するごとに個別に設定した手数料を徴収していた。また中古車では、1件仲介するごとにディーラーから手数料1000円を徴収していた。新サービス開始後の料金については、明らかにしていない。ちなみに新車の見積もり仲介では、1件当たり3000円を徴収している。

(太田 憲一郎=日経ネットビジネス)