NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は8月1日、コンシューマー向けのサービス「パラプラ」を開始する。3Dキャラクターを介して、インスタントメッセージや電子メールが楽しめる。チャット中に画面内を自由に歩くほか、「笑う」「こける」「キスする」など10種類の動作も可能だ。トレンドマイクロのウイルス駆除機能を組み込んで、キャラクターがウイルスが除去されたことを知らせる機能なども搭載する。

 今後人気キャラクターを所有する企業と組んで「3Dキャラクターに採用し、当社が利用料金の回収を代行するビジネスモデルを考えている」(NTTコムの澤田純ジェネラルマネージャー)という。現在「とっとこハム太郎」の小学館や「ハローキティ」のサンリオなどと交渉している。

 NTTコムが運営するプロバイダーのOCN会員は、当面の間無料で利用できる。それ以外のユーザーは、加入した翌月から月額300円の利用料がかかる。当初はパソコン同士での利用のみだが、今年11月にパソコンと携帯電話間でも可能になる。同社は、2002年度内に損益分岐点である会員数10万人を達成し、2003年8月に100万人突破を目標としている。澤田ジェネラルマネージャーは「ブロードバンドコンテンツで人気があるのは、コミュニケーションサービス。今後、インスタントメッセンジャー市場は拡大する」と語る。

(田中 久美子=日経ネットビジネス)