ソニーブロードバンドソリューション(東京都港区)は10月9、10日の2日間、東京都品川区のゲートシティ大崎で、非接触ICカード「FeliCa」を使ったサービスを紹介する展示会「FeliCa Solution Fair」を開催した。FeliCaをベースにした社員証や学生証、会員証などを利用して、個人認証や電子マネー「Edy」での電子決済をするためのアプリケーションのほか、それらのカードを発行するシステムなどを展示した。

 会場にはソニーブロードバンドソリューションやソニーファイナンスインターナショナル(東京都港区)、Edyを展開するビットワレット(東京都品川区)などのソニーグループに加え、オムロン、セコム、大日本印刷、凸版印刷など14社のブースが並んだ。

 来場者の人気を集めていたのが富士電機冷機のブース。Edyで支払いができる自動販売機をパネル展示した。既に札幌の市営地下鉄では、Edyも搭載できるFeliCaベースのIC乗車券を運用しており、駅構内にはEdy対応の自動販売機が設置されている。同社の情報機器本部通貨機器販促部の奥山寿裕氏は、「会期中も鉄道会社や食堂を経営する企業の社員に説明を求められた。Edy対応自動販売機は関心が高いようだ」と話す。

 このほか、三菱プレシジョン(東京都港区)が東京都千代田区の丸ノ内駐車場に導入した、Edyで決済できる駐車システムの概要を展示。デンソーウェーブ(東京都港区)は、ICカード読み取り機能とバーコード読み取り機能を同こんした携帯端末を参考出品した。大学の図書館でFeliCaベースの学生証を使って貸し出し手続きをすることなどを想定している。

(平野 亜矢=日経ネットビジネス)