NECは11月21日、ブロードバンド利用者向けのポータルサイト「BB.BIGLOBE」(http://bb.biglobe.ne.jp/)を始めた。テレビや音楽の視聴と同時にインターネットを利用する“BBながら族”が主なターゲットで、ポータル画面に表示された複数の情報や動画像が定期的に自動更新される、いわゆる“プッシュ型”コンテンツを数多く取りそろえているのが特徴だ。
 
 「BB.BIGLOBE」は、NECのインターネット接続サービス「BIGLOBE」会員以外でも無料で利用できるオープンなWebサイト。アクセスすると、Webブラウザの画面上に「パレット」と呼ばれる複数の情報ウインドウが表示される(画面)。パレットはニュースや天気予報、メール着信通知など15種類があり、2003年2月にはメッセンジャーやチャットの機能を追加する予定。いずれもWebブラウザで「BB.BIGLOBE」の画面を表示し続けておくことで、定期的に自動更新される。

 パレットの位置や表示するコンテンツをユーザーが自由に設定でき、情報更新を知らせる効果音を鳴らすことも可能。画面表示には米マクロメディア社のコンテンツ表示技術「Flash(フラッシュ)」を利用しており、コンテンツはXML(eXtensible Markup Language)で更新している。このため、快適な表示に一定以上の処理速度が必要で、Pentium III 750MHz以上のCPUを備えるパソコンが推奨ハードウエア。また推奨OSはWindows ME/2000/XPとしているが、Windows 98やMac OSでも表示できる。

 NECは、「BB.BIGLOBE」の利用者数を2004年3月末時点で500万人と想定。ユーザーに有料コンテンツを販売したり、広告収入を得ることでビジネスとして成立させる考えだ。無数のWebサイトへの「入口」である従来型のポータルとは一線を画する新しい試みと言えよう。

(瀧本 大輔=日経ネットビジネス)