ソニーは2001年3月29日,ブロードバンド(高速・広帯域)ネットワークへの対応強化などを目指した機構改革を2001年4月に実施すると発表した。(1)エレクトロニクスやエンターテイメントなど五つの基幹事業の連携を推進するために,現行の本社組織「eHQ」を再編し,経営戦略の策定に専念する新たな本社機能「GH(グローバル・ハブ)」に移行させる,(2)エレクトロニクス部門内の「カンパニー」を再編する――などが骨子である。コンテンツ配信などネットワーク対応事業のモデルを構築するため,GHには米国のエンターテイメント事業の戦略策定機能も取り込んだ。

 また,日本の通信・放送事業の推進に関しては,エレクトロニクス部門内に新設された「ブロードバンドネットワークセンター(BNC)」が担当する。ハードウエアやコンテンツなど,ソニーの経営資源を活用したブロードバンド・サービスの事業モデルを構築することが主な業務となる。一方,すでに本サービスに入っている通信事業は新設の「通信カンパニー」が担当する。BNCと通信カンパニーの両方を担当する役員には,鶴見道昭・執行役員が就任する(3月29日発表)。■

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