産経新聞社は2001年4月4日,ソフト・システム開発のサピエンス(本社:東京都豊島区,社長:蓮池曜氏)と共同で,ブロードバンド(高速・広帯域)インターネットのユーザーに産経新聞などの紙面をそのまま配信する事業を2001年8月にも開始すると発表した。配信先のプロバイダーは当面,ケーブルテレビ(CATV)局へのコンテンツ配信事業を手がけるAIIとアットホームジャパン,FTTH(Fiber To The Home)の形態による通信サービスを提供している有線ブロードネットワークス(usen)の3社となる。

 これらの3社がサービスを提供する地域の一部で5月中に試験配信を開始し,8月をメドに有料の商用サービスに移行させる計画だ。商用サービス時の提供エリアは,首都圏と近畿圏の一部の地域を除く全国である。利用者が支払う“購読料”は月決め料金とページ単位料金の2本立てにする計画であり,「月決め料金の場合は,紙媒体の料金よりも安くしたい」という(4月4日発表)。