東急エージェンシー(本社:東京都港区,社長:永利久志氏)と,香港パシフィック・センチュリー・サイバーワークス(PCCW)の子会社でインターネット広告事業を手がけるアドソサエティ・リミテッド(本社:香港,社長:パトリック・ジョナサン・ウォン氏)は2001年5月29日,ブロードバンド(高速・広帯域)インターネット広告の合弁会社「アドソサエティ・ジャパン」(本社:東京都港区,社長:佐々木光功氏)を設立したと発表した。インターネットとテレビの融合やインターネット上での高画質映像のオンデマンド配信,次世代移動通信システム「IMT-2000」などモバイル・ネットワークによる動画配信などが本格化するブロードバンド時代をにらみ,合弁会社を通じて日本の広告主に様々な双方向広告サービスを提供する。

 日本における2000年のブロードバンド・インターネット利用者は65万世帯であり,2005年には970万世帯にまで増えるとされる。こうしたブロードバンド・ユーザーを対象にした広告事業を日本で本格的に行うため,「アジア各国でブロードバンド広告事業を展開しているアドソサエティ・リミテッドと新会社を作ることにした」(東急エージェンシーの三瓶健二・デジタルソリューション本部副本部長)という。2001年度に12億円の売り上げを目指す。

 なお,アドソサエティ・ジャパンの資本金は5000万円であり,出資比率はアドソサエティ・リミテッドが85%,東急エージェンシーが15%である。

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