政府のIT戦略本部(高度情報通信ネットワーク推進戦略本部,本部長:小泉純一郎首相)は2001年5月31日に,2002年度に重点的に実施する施策をまとめた「e-Japan2002プログラム」案を公表した。今回のプログラム案では,「超高速インターネットの普及促進」などこれまでの議論を踏襲したインフラ整備計画に加えて「ネットワーク・コンテンツの充実」を,5項目からなる重点施策の一つに挙げた。具体的には,(1)ブロードバンド(高速・広帯域)向けのコンテンツの流通を円滑にするため,放送コンテンツなどの取引ルールを整備したり,複製防止技術を確立するための環境を整備する,(2)コンピュータ・ソフトウエアや映像,音楽の円滑な流通を確保するため,著作権や特許などに関する法整備を行う,(3)優れたコンテンツ・クリエイターの育成を図る――などである。IT戦略本部は,6月末にもe-Japan2002プログラムを決定し,関係省庁に施策の具体化を求める(5月31日発表)。■

日経ニューメディアのホームページへ