東京放送(TBS)とフジテレビジョン、全国朝日放送(テレビ朝日)は2001年6月26日、ブロードバンド(高速・広帯域)インターネット向けの映像配信事業に共同で参入すると発表した。近く事業化を推進するための準備会を発足させ、2002年春の事業会社設立を目指して、具体的な事業計画の策定に着手する。準備会で3社は、ケーブルテレビ(CATV)インターネットやDSL(ディジタル加入者線)、FTTH(Fiber To The Home)などのブロードバンド・ネットワークで配信するのに適したコンテンツや、有料サービスを前提にした共同配信システムなどの検討を進める。「ブロードバンド映像配信事業に参入するには、サーバーや回線などを共用したり、課金や著作権保護の仕組みを共同で導入する必要がある」との判断から、今回の共同事業の話がまとまった。

 3社が発足させる準備会では、共同事業に参加するパートナー企業も募る。ほかの放送局やコンテンツ保有企業のほか、ブロードバンド系通信事業者やメーカーなどに参加を求める。「NTTグループにも参加を要請することになるが、あらゆる通信事業者と対等に付き合う方針は貫く」(フジテレビ)という(6月26日発表)。■

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