NTT西日本と東宝は2001年7月17日,光ファイバを使って映画館に映画ソフトを高速配信する実証実験を同日に開始すると発表した。ブロードバンド(高速・広帯域)時代における映画ソフトの新たな配信モデルを確立するのが狙いで,NTT西日本が提供する「光アクセスライン」(伝送速度は最大1Gb/s)を使って実施する。実証実験は通信・放送機構(TAO)から委託を受けて行うもので,実験期間は2002年3月末までである。

 実証実験では,配信拠点となるデータセンター(NTTスマートコネクト社内に設置)から東宝の直営映画館(梅田スカラ座など)に設置した受信用サーバーに対して,東宝洋画系で7月20日から上映する「千と千尋の神隠し」(スタジオジブリ制作:宮崎駿監督作品)を配信する。こうした配信実験を行いながらサービス・モデルを開発するとともに,大容量コンテンツの高速配信時のネットワーク・セキュリティーや,データの送達確認,認証方式などについての技術開発を行う。

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