英BSkyBが双方向テレビ事業の強化を目指し,英Hilton Group傘下のブックメーカー大手Ladbrokesと,共同出資会社の設立準備を進めている。BSkyBのディジタル衛星放送サービス「SkyDigital」で提供している双方向サービス「Open....」において,ギャンブル関連のサービスを独占的に提供するためである。Openを運営していたBIBは2001年6月に,BSkyBに吸収合併された。そのニュースを聞いた日本の放送関係者の間では,「双方向テレビ・サービスの成功事例とみられていたOpenも失敗したか」と波紋を広げた。

 しかしBSkyBは,「BIBを吸収合併したのは,わが社がすべての双方向サービスを統括し,サービス内容をテレビ番組に直結させるためだ。Openの失敗を意味するものではなく,むしろ双方向サービスの強化策である」(広報担当のAndrew Sholl氏)という。その論拠としてBSkyBは,「BIBの吸収合併に先立ってわが社は,共同株主だった英British Telecommunications(BT)や英HSBC銀行,松下電器産業から,出資時の約4倍相当の価格でBIB株を買い戻した」(BSkyB広報担当のRobert Fraser氏)ことを挙げる(詳細は日経ニューメディア2001年9月17日号に掲載)。

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