総務省は2002年1月30日,「情報通信新時代のビジネスモデルと競争環境整備の在り方に関する研究会」で検討してきたブロードバンド(高速大容量)時代の競争環境整備に関する中間報告を公表した。中間報告では,通信分野全般にわたる広範な競争環境整備について提言された。なかでも特に移動通信分野において,第一種の移動通信事業者から通信設備を借りてユーザーにサービスを提供する「MVNO」と呼事業形態や,第3世代移動通信サービス「IMT-2000」用の移動端末で採用される切手サイズのデータ蓄積メディア「UIM」カードを活用した移動通信サービスと端末販売の切り離しなどに関して,今後の方向性が定められた。

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