政府のIT戦略本部(本部長:小泉純一郎首相)は先ごろ,2005年に世界最先端のIT国家になることを目指す「e-Japan戦略」を実現するための重点施策を盛り込んだ2002年度の重点計画案をまとめた。(1)世界最高水準の高度情報通信ネットワークの形成,(2)教育・学習の振興と人材育成,(3)電子商取引(EC)などの促進,(4)行政・公共分野の情報化,(5)高度情報通信ネットワークの安全性・信頼性の確保――という5分野の政策に対して,2001年度の220施策(103施策は実施済み)を上回る317の施策を挙げた。

 e-Japan戦略で掲げた目標に対する達成状況を初めて評価することになった今回の重点計画案では,高速・超高速インターネットの利用環境の整備面ではすでに2005年の目標を達成したと評価した半面,加入者数が思ったほど増えないなど普及の問題点が浮かび上がった(詳細は日経ニューメディア2002年5月20日号に掲載)。

日経ニューメディアのホームページへ