NTTドコモはこのほど,無線LAN技術を使う公衆エリアでのインターネット接続サービス(無線LANサービス)を商用化することを決めた。2002年7月から「Mzone」というサービス名で,月額2000円の固定料金で提供を開始した。NTTドコモはMzoneを,第3世代移動通信サービス「FOMA」の補完サービスと位置付けている。このため発表前には,FOMAの加入者が1000円程度の付加料金を支払って利用できるようになるとの見方もあった。

 しかしNTTドコモは,Mzoneの料金体系をFOMAと切り離し,FOMAのユーザーでなくても加入できるサービスとした。その背景には,「わが社が携帯電話の支配的事業者であるというような議論が再燃することを避けたかった」(立川敬 二社長)との思いがあるようだ(詳細は日経ニューメディア2002年7月1日号に掲載)。