「VoIP」技術を使ったIP電話サービスの事業化を目指すケーブルテレビ(CATV)事業者と,CATV事業者に一般の加入電話との通話(発信)を可能にするためのゲートウエイ機能を提供する予定のNTTコミュニケーションズ(NTT Com)の間で,料金交渉が難航している。NTT Comのゲートウエイ機能は,IP電話の試験サービスを2002年9月に始める予定の近畿地区のCATV事業者などが利用する予定である。現在NTT Comは,ユーザー1人当たり月額300円程度の基本利用料を徴収し,そのうえで通話度数に応じた接続料を設定して,加入電話との通話を可能にすることを提案しているようだ。しかしCATV事業者は,「ユーザーにメリットを感じてもらえるIP電話の月額基本料(CATVインターネットの付加利用料)は,300~500円程度だ。そのうちの300円もNTT Comに支払ってまで,加入電話への通話機能を提供するつもりはない」という(詳細は日経ニューメディア2002年7月8日号に掲載)。