NTT西日本は2002年7月8日,最先端のコンピュータ・グラフィック(CG)技術や翻訳機能を利用した「コンテンツ流通システム」の実証実験を7月9日に開始すると発表した。同社が提供している月額固定料金のADSL(非対称ディジタル加入者線)サービス「フレッツ・ADSL」の広島県内のユーザーを対象にして,9月30日まで行う。実験参加費用は,通信料以外は無料である。

 今回の実験でNTT西日本は専用サイト「minacle world」を立ち上げ,CGを駆使した三次元空間で仮想的な人物を使ったコミュニティーを形成できるようにする。翻訳技術によって,チャットで使用される独特の言葉を一般的な日本語に変換したり,日本語と英語を互いに翻訳するサービスも実現する。さらに,地元の地上波放送局である「中国放送」(RCC)系列のコンテンツ開発チーム「θプロジェクト」や,実験で募る情報提供者の協力を仰ぎ,実験に参加するユーザー共通の話題に沿った画像の配信も手がける(7月8日発表)。