トヨタ自動車と本田技研工業はそれぞれ2002年8月末に,移動通信サービスを利用する自動車向けの情報ネットワーク・サービス(テレマティクス・サービス)の内容を発表した。これで2002年2月末に発表した日産自動車と合わせて,日本の大手自動車メーカー3社のテレマティクス戦略が出そろった。

 テレマティクス・サービスは移動通信サービスを利用することによって,自動車のメンテナンス関連情報や各種コンテンツを車載端末でやり取りできる。ユーザーは移動通信サービスの利用料金と,自動車メーカーに支払うテレマティクスの利用料金を負担する必要がある。この料金水準がユーザーの獲得に大きな影響を与えると考えられるため,自動車メーカーは移動通信事業者との連携に知恵を絞っている。その方法は三者三様だ(詳細は日経ニューメディア2002年9月9日号に掲載)。