ケーブルテレビ(CATV)統括運営会社の「ジュピターテレコム」(J-COM)は2002年11月1日に,既存のCATV電話システムと「VoIP」技術を利用したIP電話の実証実験を,千葉県浦安市で開始する。2003年1月末までの3カ月間,傘下の「スーパーネットワークユー」(J-COM Broadband 浦安,本社:千葉県浦安市,社長:藤波陽四郎氏)のサービスエリアで,100世帯のモニターを対象に実施する。

 J-COMは現在CATV網と電話交換機を使って,NTT東西地域会社が提供している加入電話サービスとほぼ同等の電話サービスを,市内通話で3分間7.9円(加入者間の場合は3分間5円)という料金で提供している。加入電話と同じ番号を利用できる「番号ポータビリティー」や,「110番」などの緊急通報も実現している。これに対して今回のIP電話実験では,CATV電話と同等のサービスを,VoIP技術を使って実現できるかどうかを検証する(詳細は日経ニューメディア2002年10月21日号に掲載)。