オムロンは「モバイルキャストテレマティクス」と共同展開する車載端末向けの情報提供(テレマティクス)事業において,車載端末「TAS」を製造して販売する。このTASに,KDDIなどが携帯電話サービス「au」で採用している「CDMA2000 1x」方式の無線モジュールを搭載する。auの無線モジュールを採用した理由について,「通信料金が最も安くなると見込まれ,TASを海外に販売するのにも有利と判断したからだ」としている。

 KDDIはauにおいて2002年10月に,平均伝送速度を600kb/sに高めた「CDMA2000 1xEV-DO」方式によるサービスを開始する。KDDIは1xEV-DO対応サービスで,データ通信の料金水準を大幅に引き下げると表明している。このためオムロンはその段階で,TASに搭載する無線モジュールを1xEV-DO方式対応のものに切り替える方針である。テレマティクス事業で多くのユーザーを獲得するには,利用料金をできるだけ引き下げる必要があるからだ(詳細は日経ニューメディア2002年10月28日号に掲載)。

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