DSL(ディジタル加入者線)事業者の「イー・アクセス」と同社のADSL(非対称ディジタル加入者線)回線を利用するインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)11社は2002年11月27日,IP電話事業の共同展開で合意したと発表した。イー・アクセスがIP電話機能を内蔵するADSLモデムを供給し,11社のIP電話サービスの会員同士であれば無料で通話できるようにする。また11社のうちKDDIと日本テレコム,東京通信ネットワーク(TTNet)のキャリア系ISP3社は,自らが構築するIP電話用の中継ネットワークを相互接続する。これによりISP11社の会員同士が,高い品質で通話できるようにする。11社の総会員数は約1650万人にのぼる。イー・アクセスとISP11社は今回の連合により,IP電話で先行するソフトバンク・グループなどを追撃する。

 なお,今回の連合に参加したISPはKDDI(サービス名:DION,以下同じ)とコジマ(コジマネット),日本テレコム(ODN),デオデオ(デオデオエンジョイネット),TTNet(東京電話インターネット),三洋電機ソフトウエア(SANNET),NEC(BIGLOBE),日本ユニシス情報システム(U-netSURF)松下電器産業(Panasonic hi-ho),グローバルメディアオンライン「interQ MEMBERS」,朝日ネット(ASAHIネット)の11社である(11月27日発表)。■

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